皆さんは以下に挙げる項目の中で、いくつ当てはまりますか?
☐月曜の朝、憂鬱な気分で出社する。
☐飲み会ではなんとなく2次会まで顔を出し、後悔することが多い。
☐仕事に忙殺される日々で、このままでよいのか不安になる。
☐気が付くと家と会社の往復で平日が終わっている。
☐金曜は帰りが遅くなり、土曜はお昼過ぎに起きて1日を無駄にしてしまうことが多い。
仕事などに追われ、自分に向き合うための時間もうまくとれないという方は、
多くの項目が当てはまったのではないでしょうか。
ここで挙げた例は、気が付かないうちに「気分の時間軸」から外れて、「他人の時間軸」で生きている人の悩みです。
今回ご紹介する本は、そのような悩みを持つ方にオススメの内容となっています。
朝型のすごいメリット
気持ちに余裕が生まれる
早起きすると、時間的余裕ができるので、感情が乱れることがなく、落ち着いて行動することができます。
朝ギリギリに起きて、朝ごはんを食べてメイクをする余裕もなく家を出て、満員電車に揺られる…
このような状況では心が乱れてしまいますよね。
早起きして気持ちを整えることで、1日の感情が安定しやすくなります。
圧倒的に効率がよくなる
朝型の生活にすることで、仕事に集中できる時間の量が圧倒的に増えて、効率的に時間を使えるようになります。
朝活は、誰に話しかけられることもなく、静かな環境で作業を行うことができるからです。
平日に自分の時間がつくれる
平日の朝を使うことで、仕事が効率よく進むだけでなく、自分のやりたいことにも時間を配分できるようになります。
例えば、英語を習得したい人は、オフィス近くのカフェで朝7時から8時までの1時間を勉強に当て、それから仕事に集中するやり方もあると思います。
お金が貯まる
朝型の生活を習慣にすると、夜の付き合いをある程度制限するようになります。
そうすると、お金が貯まるようになります。
1回の飲み会費用が6千円で、週2回あったとすると、
1年間で約60万円のお金を使うことになります。
飲み会によって大きなお金を使ってしまうよりも、その金額を貯めて将来に備える方が、
よほど建設的だと思いませんか?
早起きの方法
朝の2時間はゴールデンタイム
本書の筆者は5時起床をオススメしています。
いろいろなチャンスに恵まれている朝の自由な時間。
2時間は確保したいというのが、5時起床をオススメする理由です。
仮に起床してから支度に1時間かかるとします。
通勤にも1時間かかるとします。
始業時間は9時という企業に勤めているとします。
この場合で6時起きだと、自由時間は1時間しか確保できません。
実際に経験すれば分かりますが、
1時間と2時間では、得られるものが大きく違ってきます。
適切な睡眠時間を知る
朝5時に起床するためには、夜何時に就寝すればよいでしょうか?
答えは、人によって異なります。
なぜなら、適切な睡眠時間は人によって異なるからです。
早寝早起きを習慣化するためには、
まず自分に見合った睡眠時間が何時間であるかを体験する必要があります。
24時就寝→5時間睡眠
23時就寝→6時間就寝
22時就寝→7時間睡眠
このように、いろいろな睡眠パターンを試してみてください。
次第に自分の適した傾向が見えてきます。
土日の過ごし方
花金よりも土朝
朝型生活を送りたいと考える方に、ぜひオススメしたいのが、
「花金よりも土朝」
という考え方です。花金(金曜の夜)という、せっかくの週末への入り口を飲み会で潰してしまうのではなく、土朝(土曜の朝)や午前に予定を入れて、充実させる考え方です。
水曜くらいまでには、週末のメインの活動をあらかじめ決めておくといいでしょう。
朝だけのお得なサービス
朝活にちょっとした楽しみがあると、早寝早起きがしやすくなります。
著者は、朝の時間に利用すれべお得になる、安くなるサービスを利用することをオススメしています。
モーニングセットは、日中や夜と比べてお得なのはご存じかと思いますが、
これを利用しない手はありません。
ほかにも、ゴルフの練習場やカラオケ、ホテルビュッフェなど、朝にお得なサービスはたくさんあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
早起きすると、どう人生が好循環に回っていくかが理解できたと思います。
朝活がんばっていきましょう!